雫「ねー、ひょーまー。洞窟とか遺跡とか、この辺で見た事ないよー」
ハヤテ「せやなー。お宝探しやー、とか言うて。昔えっらい探したさかいな」
兵真「うるせえ!……勝手についてきたのはお前らだろうが。」
俺は私立月岡学園高等部の一年、日下兵真。
夢を見たんだ。
学校の裏山。その中腹からそびえ立つ光の柱。
その柱の向こうに不思議な世界を見たんだ。
ガキの頃に爺ちゃんから何度も聞いてた。
「あのお山には隠されたお洞があってな、ご神体に願いをいえばなんでもかなうんじゃ」
馬鹿らしいと思った。だから、確認したかった。
かくして俺は、幼馴染の「雫」と「ハヤテ」をつれて、学園の裏山の捜索をするためにやってきた。
学校をサボる口実としては上等だ。ったく。そんなものがあるわけないじゃねぇか。
そう、
別に信じてなんかいなかった。不思議な光に包まれた、洞窟を見るまでは…
こうして俺たちの冒険は訳が分からないまま、幕を開けた。
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